ええわ文化でDIY1 ええわ文化にお引っ越し

今から数か月前の事。

以前住んでいた家にシロアリが出た。

 初めは何なのかわからなかったが、台所と畳の間にうねうねとしている、羽の生えたアリが数匹いる。部屋に虫でも入ったかと思ったら、畳周辺だけで5,6匹はいる。よく見ると柱にも羽の生えていない虫が。部屋に迷い込んだのではなく、部屋に何か目的があって寄ってきている虫だった。

 シロアリ・・・。思いたくなかったが、どうやら可能性としてはそれが一番高く黒い体なので違う事を期待しながら保健所に行った。

 「シロアリですね」

・・・物腰穏やかな保健所の方はガンの宣告をする医者のように優しい口調で残酷な事を告げた。ちょうど雨のひどかった時期で雨あがりの翌日気温が上がった時期によく出るそうだ。ちなみにシロアリは普段人目に付く所には出てこないらしく、ある程度床下の柱が侵食されているのではないかとの事だった。長屋に住んでいたので家の構造を説明すると、駆除には床下全体する必要が出てくるので大家さんに相談するしかないという。

大家さんに軽ーく相談すると

「殺虫剤で何とかならんか」

との返答だった。

これまでに家の設備に関して何度か相談した事があった。そのたびに結局話し合いのみで終わり、我慢できない事はないが、少しだけ我慢しなくてはいけない事が増えていき、ストレスになっていた。もちろん強く言う事も可能なのだが、もめたくもないし、古くて安い家賃で借りているので、できれば手をかけたくないというのも心理だろう。

 という訳で引っ越す事にした。



 普通に不動産屋を見るのもいいのだが、今住んでいる豊中で知り合いづてに紹介してもらうのも面白いかと思い去年からいろいろお世話になっているピーコックの上芝さんに相談すると今の大家さんとこのええわ荘を紹介された。正式には『栄和荘』という。

 何度か新築のマンション住まいをしてみたのだが、ほとんど寝るだけの所なので、そこあで便利である必要なかった。それよりは多少古くても家賃が安かったり部屋が広い方がいい。築年数にはこだわらない。その代わり自分でリフォームがしたい。

 引っ越すに際しての条件に『自分で部屋をリフォームしたい』というのがあった。

古い家だと融通が利きやすい。これまで住んでいた家は大家さんにも理解はあったが、賃貸なのでフォームする際に大家さんの許可をもらわなくてはいけない。前の大家さんは何かと忙しく、あまりコミュニケーションをとれなかったので、結局一度もリフォームらしき事ができずに終わった。

 栄和荘の空いている部屋は二つある。一階がすでにリフォームされて部屋。と二階がリフォーム前の部屋。当初二階に住もうかという話になっていたが、トイレの改修などどうしても自力ですべてしようとするとある程度まとまった費用がかかる事になる。リフォームしながら暮らすのも大変だろうという事で二階の家賃と同じで一階へ住んでみては?との提案を受けた。

 一階も自分でリフォームしてしまって構わないという。自分にとってはこの上ない条条件だが、ただ一つ条件があった。facebookで発信してほしいとの事だった。

 二階の部屋は空いている。これからリフォームをしていく訳だが、ただ業者に頼んで、不動産屋にお願いするのでは面白くない。

 出来るところは自分たちでリフォームして、facebookで発信しながら募集してみてくれないか?との事だった。

 昨今流行りのインフルエンサーマーケティングというやつである。

 大家さんは失礼ながらそんな言葉を知っておられる方でなく、どうも独自にあれこれ考えて出した結論のようだった。

 断る理由のない条件だった。これまであんまりfacebookで発信した事もなく、そんなに人も集めれる自信もないが、それでもいいのならという事で承諾した。実際リフォームできるのは魅力的でfacebookなどで発信するのも三日坊主になっていたので使い慣れとくのもいいなと思い慣れないブログやfacebookを発信していく事にした。

 

気になることはやってみる(アカンかったらその時考える)

思いついたりやってみた事をつらつらと書き綴ります。

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