最近家の前で何もない日に日曜大工をしている。
気づいたのは思っていた以上に人通りが多い。自分の家の前に道路があるのだが、車一台分しか通れずに、しかも車で来ると行き止まりになる。ただし、自転車や人だけが通れる抜け道みたいになっており、夕方頃に制服を着た学生や小学生、スーパーのレジ袋を乗せた自転車のおばちゃんなが、結構通る。
一つ向こうの通りに車の行き交うちゃんとした道路があるのだが、道幅が狭くて、路肩が殆どない。国道や空港線に並行して走っていて、どうやら車の人には渋滞時の裏道みたいに使われているようだ。
そういう事も日がな家を出た所で作業しているからわかる事で、いつの間にかご近所さんから顔が割れ、挨拶程度に声をかけられるようになった。
夕暮れ時毎回同じ時間にゆっくり歩いて来るおじいさんがいる。恐らく散歩コースなのだろう、少し離れた位置からしばらく作業を見つめると、やっぱり何も言わずに去っていく。
先日は珍しく作業しているすぐ側まで近づいて見つめられた。声かけても大丈夫そうな雰囲気だったので、話しかけてみると、やっぱり反応があった。「棚作ってるんすよー」など、2.3会話するとやっぱりゆっくり去っていった。
これが両手でを後ろの腰の辺りで組みながら、「精が出ますねぇ〜」なんて言ってくれようもんなら、そこはもう完全に昭和の空間なのだが、いきなり通りすがりのじいさんにそこまで求めてしまうのは傲慢というものである。
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