引っ越してからしばらくの間、リビング側のカンター作りばっかりに集中していて
生活をする和室の方はほとんど手を加えていなかった。いずれは和室の方もリフォームしたいのだが、だいぶ先の話になる。リフォーム後に一通り整理をすれば物の定位置は決まるだろうと思い、実は引っ越した時の状態のままの段ボールが2つ程ある。
部屋は基本的にちゃぶ台以外は何もないシンプルな部屋が理想。
最近知り合いが家に入ってくる機会が増えてきたのでその度に多少は部屋の整理をしなくてはいけない。荷物は押し入れに押し込んでしまえば終了なのでそこまでの手間はかからない。しばらくはそのような形でごまかしてきたけど、最近問題が発生してきた。
知り合いが来るたびに押し入れにものを押し込んでいたら物がゴチャゴチャになってどこに何があるかわからない。
何か必要なものがあればその度に押入れの中のものをひっくり返さねばならず、面倒な事この上ない。
てな訳で先日押し入れの整理をしたのだがその時に扱いに結構困る物が出てきた。
伊勢神宮行った時のお札と神棚・・・
飾るような場所はないし、かといって神社にもっていくのも手間がかかる。
という訳で神棚を作る事にした。
神棚といっても板を張り付けただけの簡素なもので、ちょうど以前住んでいた人がおそらく時計でもかけていたのであろう釘の跡がきになっていた場所があったのでそこにつける事にした。
ネットで飾り方を見て初めて知ったんだけど、お札の置く場所が決まっているみたいだ。
中央が天照大神。左は崇拝している神社のお札、右は土地の氏神様のお札を飾る。
今回は左が猿田彦神社のお札。伊勢神宮に行った時、内宮の手前にあって『サルタヒコ』という名前が手塚治虫の『火の鳥』でよく出てきた名前だったので親近感があり、確か、開運の神様だったと記憶しているので崇拝するのにはちょうどいい。
左は月讀神社のお札。やっぱり伊勢神宮の近くにあった神社。人が少なくて何となく空気が澄んでいた気がしたのでお気に入りだったのでお札買ったんだと思う。本当は土地の氏神のお札を置くんだけど、そういえばこの土地の氏神って何だ?結構周辺散歩してるけど神社見たことないな。
お神酒はとりあえず100均で器買ってきた。本当は榊を両脇に添えるんだけど、天井の高さに対してちょっと窮屈な気がするのと板をもうちょっと大きなものしなくてはいけないのでとりあえずこの形で完成。
せっかく神棚ができたので、朝起きて柏手をパンパンと二回叩いて手を合わせると思いの他気分が良かった。お祈りなのか、お願いなのかもよくわからんが、とりあえず心の中で(今日一日ダラダラせずに過ごそう)と想っただけなんだけど、何となく見られている気がしてちょっとだけ生活にハリができる。
きっと教会やモスクの礼拝も似たような効果があるんだろうな。普段は俗に言う愛国心みたいな物は毛程もないが、こういう時は日本人でよかったなーと思う。
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