『ナリワイを作る』を読んだ

『ナリワイをつくる』という本を読んだ。少し前に徳島に床張りに行った際に主催していた団体『全国床張り協会』というのがあり、その主催している伊藤洋志さんという方の本だ。

 伊藤さんは徳島にはおられなかったが、ワークショップの参加者の方はいずれもこの伊藤さんの本を読んで感銘を受けて参加された方たちばかりだった。話を聞くとバイタリティ溢れる方で雑談している際にも共通の話題として名前がよく出てきた。

 本の内容を簡単に言ってしまえば『副業のススメ』である。

ここ10年くらい前から副業やらダブルワークといった言葉をよく耳にするが、なんとなくそのイメージは、本業から派生したフリーの仕事だったり、パソコンを使ってFXとか今だったらyoutuberみたいなものが始めやすい副業のイメージがあるが(実際は大変なんだろうけど)それらのものとは少し違う。

 伊藤さんは社会人をやっていた時期に苦い経験があり、仕事のストレスから、せっかく稼いだお金なのにストレス解消の為にお金を使ってしまうという、あんまりよくないベクトルにはまっていた時期があったそうだ。伊藤さんはその頃に仕事について距離の取り方を根本的に考え直してみた。

 仕事の始まりというのは誰かの役に立ったり、他の人が苦手な事でも自分には苦じゃなかったりした事が仕事になったりしていたそうだ。

 何でも専業的に一つの仕事に従事するようになったのは高度経済成長時代のここ数十年の話だそうで、自分の生まれた時から当たり前のように『学校を出て社会人になったら一つの仕事に従事するもの』という常識は実は歴史的に圧倒的に

短い。多くの時代の人達が複数の仕事を持っていたそうだ。

もちろん全ての人という訳ではないが伊藤さんの周りにも、仕事め身体を壊したり病気になってまで働いたりと自分のキャパを完全に超えた無理な働き方をしていた人がいた。これはどう考えてもおかしい。

そこで伊藤さんが実践した働き方は、自分で作れて人間に無理のないサイズで働く、『生業(ナリワイ)』として実際に行動し始めた。ので、『起業』とか『ビジネス』とは根本的に考え方が少し違う。

 この『ナリワイ』的な考え方は関係性重視に自力で仕事をつくっていく。大金を稼げる訳でもないのだが、本書で推奨しているのが『月3万円の仕事でも10個持てば30万になる』といたったような話だった。なにしろ大金を稼げるような仕事はみんな就職活動や経験、スキル、資格など何かと競争が激しい。月数万にしかならない仕事ならあまり目を向けるような人は少ないのでここにブルーオーシャンがあるという。

 いまから5~6年前、それこそ『ノマドワーカー』なんて言葉が流行っていたであろう時期にこんな本があったとは。

 本を読んでいると自分に身の回りに『ナリワイ』の種になりそうなものがいくつかあり、ここ最近すっかりDIYの人になってるのでそろそろ次の展開が欲しい。やっぱり種にするのはカレーが一番てっとり早いので、また実験的に間借りでカレー売ってみたくなった。実は相変わらずテナントを探しているのだが、今年の春いに良さげな物件逃してから見つかってないので、間借りは考えてなかったのだがナリワイ的にこじんまりと始めれたら面白そうな気がする。というわけで、近所にちょっとずつ知り合いも増えてきた訳だし、どなたか服部、庄内辺りで昼だけ借りれそうな所ご存知でしたらご一報下さーい。

気になることはやってみる(アカンかったらその時考える)

思いついたりやってみた事をつらつらと書き綴ります。

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