要はコミュニティー作りの本である。
かいつまんで説明してしまうと、建築事務所を構えていた 田中元子さんは自分の事務所が殺風景な事に不満を覚えた。「事務所にカウンターを置きたい!」と思ったことがきっかけだった。
イケアなどで買ってきたカウンターを事務所において自分でDIYを始める。
それはなかなか満足できる出来栄えで、事務所に出入りする人、知人などを相手に見よう見真似でバーを始める。バーといっても自分はプロではないので、お金は取らずにすべては自分の持ち出し。お金を取らずに始めるとこれが意外と楽しい。お金をもらってしまってはその対価としてのクオリティだったり、サービスだったり求めてしまうが、そのあたりを気にする必要がない。
田中さんはこの『ふるまう』という行為にやみつきになってしまい、もっと活動の場を広げたくなり今度は一階に事務所を引っ越し、今度は仕事に関係のない一般の人と関わる機会が増え、さらにもっと公共の、パブリックな空間へと活動範囲を広げていく。
表紙は公園など完全なパブリックな空間で『ふるまう』為に自家製の屋台と一緒に撮った写真である。
面白いのでコレおすすめ。
先日尼崎にある 寺という所で「ふるまい市場」というイベントに参加してきた。
元はこの『マイパブリックとグランドレベル』の本がベースになっており、その本を読まれた住職の中本さんが始められた。
尼崎界隈で有名な空間になっているので、行くと知り合いが何人かいた。
「庄内やったらできそうですよねー」
という言葉が耳に残っていたので、DIYやる日に午後から完全に人が余りそうだったので、一回やってみる事にした。
ただただ道行く人にチャイを振舞う。
よく休みの日に家の外で日曜大工をするのだけど、2.3時間外で作業していたら声をかけられなかった事ない程近所や通りがかりの人に声かけられたので、結構成立するんじゃないかと思う。そんな大掛かりに人呼ぶ気もなく、
「この実験やらせてくれー」といった想いが強かった。
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